イントロ以外は8分の6拍子で、控えめで軽やかなピアノ曲に控えめなストリングスを添えた曲です。
阪神大震災直後の神戸で出会ったある人の生き方に触発されて、まだその印象が薄れない1995年3月に作曲、同6月に加筆修正したものです。この頃は、まだ生ピアノを弾きながら鉛筆で譜面を書いていました。
バンドでは録音の経験があったものの、1997年2月にこのウェブサイトを始めた時には、DTM・打ち込みだけで何かを完成させて世に出すのは初めてでした。思い入れがあって誰かに一番聴いてもらいたかったのがこの曲だったので、最初の1曲に選んだと記憶しています。