高校時代の後輩のバンドから、学祭向けに女性ボーカルが少年の言葉で唄う「友情」テーマの曲を提供してもらえないかという依頼を受けて、中学生の頃に作った古いモチーフを膨らませて作ったポップソングです。
テーマに合わせたストーリー仕立ての長い歌詞を持った、80年代ポップス風の曲になっています。制作メモには「毒にも薬にもならないJ-POP」とありました。
1989年頃原形制作。 1996年9月〜12月にアレンジ作業していました。演奏メンバーに合わせて、難しそうに聞こえるけれど簡単に弾けるようにすることに苦心した覚えがあります。
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「どうして人は一人で生まれてくるのに独りで生きるのは辛いんだろう。」 80年代ポップス
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Together
偶然とは思えない
出会ってしまった君と僕
何かが重なってたから何かに引き寄せられたのか
大きな力を感じてる
織り成された糸のように生まれてしまった君と僕
決して抱き合うことはなく でも決して離れることもない
大きな心で包みあう
ただ仲良くしているはずがこんなに親しくなったのは
きっと僕の胸の合鍵を君が持っていたから
どうして人は独りで生まれてくるのに一人で生きるのは辛いんだろう
君の今を一緒に生きられるならそれは僕の生命を探す旅
連れて行くんじゃなくてついてゆくんでもなくて
共に歩ける人でいたい
Together
We’ve roads in our eyes
本当は弱くても強がりあってた君と僕
厳しすぎる現実や淋しすぎる現実に
どれだけ押しつぶされても
傷なめ合うわけじゃなく慰めあってた君と僕
決して甘い言葉じゃないけれど 決して冷たさは一滴も感じない
どれだけ落ち込んでいても
甘えないでいるはずがこんなに気易くなったのは
僕を含んだ誰よりも君が僕を知ってるから
どうして人は全てを知ったふりするのに自分のことだけは知らないんだろう
だからこれから生きてゆくときに小さなアドバイス
少しずつしっかりした僕になるように時間が君に微笑むように
共に進める人でいたい
Together
We’re growing up day by day
確かなものなんて何にも無いけれど歩いてゆける
そんな気がする
嫌な世界にも瞳そらさず小さな毎日を積み重ねて支えあえるなら
どうして人は独りで生まれてくるのに一人で生きるのは辛いんだろう
どうして人は痛みにすら安らぎを求めて本当の優しさを忘れるんだろう
どんなに辛くても生きなきゃならない
そんなときにもきっと
叱られることを怖れずに自分が変わることも怖れずに
共に語れる人でいたい
Together
We’ve future in our hearts