1998年6月作曲。 当時参加していたロックバンド Crescent 向けに書いた曲です。
爽やかなメロディに全く救われない歌詞を載せ、自虐的なのに自己愛が強い屈折した世界観を意識して作りました。後にコテ系(白)のV系と呼ばれるバンドの楽曲にありそうな雰囲気です。
1998年6月作曲。 当時参加していたロックバンド Crescent 向けに書いた曲です。
爽やかなメロディに全く救われない歌詞を載せ、自虐的なのに自己愛が強い屈折した世界観を意識して作りました。後にコテ系(白)のV系と呼ばれるバンドの楽曲にありそうな雰囲気です。
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また誰かの足につまづいて血を流す
空ばかり眺めて折れた翼で翔ぶつもりだから
足首に絡み付く 過ぎ行く時間の重み
ふと見た手の平切り刻む「現実」の2文字
きっと僕は届かない憧れを
抱いたまま死んでゆく
出会えば幸せになれたはずの人とも
巡り合わぬまま
背中突き飛ばされ手をついて血を吐いた
再び立ち上がる
けれども明日の影は見えない
足元にしがみつく 崩れた過去の欠片
走り去る姿追いかける
殺された未来
きっと僕はやるせない気持ちだけ
抱いたまま死んでゆく
時間の牢獄の片隅にさえ
何も残さぬまま
首筋に当てられた 嘘と過信の刃
手に力を込めるたびに遠ざかる意識
きっと誰も限りない空しさを
抱いたまま生きている
忘れた数々の欠片たちの重みに
気付いた今