Too Blue

1997年9月作曲のポップソングです。

ややアコースティックな雰囲気もあるミディアムテンポの歌物の曲で、自分の力の不足を感じながらも目の前の壁をぶち破ろうと努力する少年が主人公の歌詞がついています。少年の青さ・切なさがよく出ていて、当時の自信作でした。

1998年から2000年に Crescent というバンドで、その後もソロやバンドのライブで何度も演奏しました。このサイトに1990年代に掲載した曲の中では、一番ライブ演奏回数が多かった曲かもしれません。

検索用キーワード
「この街にもこんな空があったね」 青空 透明感 90年代J-POP 少年時代

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ジャンル
ポップ
曲の長さ
4:28
BPM・テンポ
108
普通
拍子
4/4
調性・スケール
C♯m
作曲
草薙 考司
編曲
草薙 考司
制作年
1997年
リリース日
1997年10月27日
使用機材
YAMAHA MU90

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その他

歌詞

Too Blue

「この街にもこんな空があったね」と
ふと思い出したようにつぶやいた
聞こえてくるのは誰の声?
ほとんど終わった夏に響く歌

冷たい風が運ぶ真っ直ぐな雲
陰りなく白く輝いていた
やがて彼も流れ
僕の上に冷たく影を落とし暗く揺れるのか?

今はそぶりさえも見せずに
「飛べる」と語りかける羽のように
軽く飛んでいるのに

蒼すぎる空の下(した)風に揺られ
僕は言葉さえ失い空へと舞い上がる
大きな力の前
僕はただ無力すぎて

流れる空気の中布を拡げ
照り付ける陽射しの中まどろんだ
彼女も明日には見つめていても痛まないほど鈍く陰りだすのか?

今はそぶりさえも見せずに
辺りの木の葉さえも鮮やかすぎに
彩っているのに

碧すぎる木々の下(もと)風に吹かれ
僕は心の重さ忘れ梢へと飛び立つ
今日だけのこの力を無駄にしないために

誰の力も借りずに
誰も知らない明日へはばたく
少し不安な心を映して真っ青な空に

青すぎる僕の中風は強く吹いて
壁を登る僕は手を滑らせそうで
細い腕に託した夢はまだ遥かすぎて

Too blue